ブログを書き換えた。デザインもちょっと変わっているが、動く環境がガラッと変わった。前はマークダウン形式で記事を書き、自前のブログエンジンでGitHub Pagesに配信していた。全体的には満足していたものだが、文を書くたびに開発環境が必要になるのが地味に面倒くさい。ウェブのWYSIWYGでサラッと書きたくなった。

ブログ環境を変えるときにいちばん重要なのは既存の記事をインポートできるかどうかだ。環境を変えるのももう5〜6回目になるが、マイグレーションにはいつも手間がかかる。公開されているブログエンジンも一通りは検討したが、インポートファイルの形式が不明確だったり、カスタマイズが良くなかったり、気に入るものはなかった。Ghostが一番良かったものの、WYSWIGにバグがあり日本語入力がうまくできない。結局また作り直すことにした。

最初は配信方法はそのままにして文を書く構造だけ追加しようと思った。しかし静的ファイルベースだと編集や検索のためファイルシステムAPIを使う必要があって苦しい。結局データベースを使うほうが楽に見えてきて、MySQLを導入することにした。そしてそれが正解であった。クエリを使ってコンテンツを操作する方が遥かに楽だった。ただファイルとして本文とメタデータを残したいので、crontabを動かしてデータベースの内容をファイルとしてもバックアップしている。

新しいブログはJavaScriptから離れてPythonで構築した。最初は最近会社でもよく使っているC++で書き始めたが、生産性が出ずコードが汚くなり始めたのでやめた。結果的にはPythonで良かったと思う。Pythonの生産性が素晴らしい。C++で2週間位掛けて作った内容を2日で追いつけた。フレームワークはFlaskを使っていて、いわゆる普通なウェブサーバである。サーバの負担やHTTPSなど、面倒くさいことはCloudflareさんに任せている。心強い。

当初の目標である普段から気軽に文を書けるようにすることは達成できた気がして満足している。コメントやらいいねやら広告やらは要らない。文が良く書けて良く読めればそれで良いと思う。さあ、残ったのは文を良くすることだけだ。